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zoom RSS 建長僧堂大徹堂(坐禅堂)落慶

<<   作成日時 : 2015/10/17 17:20   >>

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去る13日に建長寺専門道場の坐禅堂である大徹堂の落慶法要に出頭致しました。
出頭というと悪さをして警察に出向くことのようですが、禅宗では法要に参加してお経を読むことを出頭といいます。↑の写真は厚木の長福寺の和尚さまが撮られたものです。

以前の(つまり私が雲水として坐った)禅堂は200年前・江戸時代後期の建築(つまり寺院建築としては古くはない)ですが、坐禅堂という建物の性格上、中に柱がなく、柱がないということはその上の梁がないということで構造的に不利な建物だったそうです。それで関東大震災でペシャンコになり、昭和3年に古材を使って足りない所は継ぎ足して建て直したそうですが、構造上の問題はそのまま残ったわけです。それから90年近く経ちこのままでは次の地震の時に雲水さんが下敷きになりかねません。

それに江戸時代の日本人の体格をベースにしているので、今の雲水さんの中には寝る時に頭と足がはみ出してしまうという人もいるわけです。私が修行した30年前にもはみ出している人がいました。
それと裏の崖がどんどん崩落してくるのです。しかし風致地区ですのでコンクリートで固めるというわけにはいかないのですが、崩落土を撤去するには大徹堂が邪魔なわけです。

というわけで5年がかりくらいで(構想から入れると10年以上)、中にちゃんと柱のある立派な坐禅堂が出来上がりました。
更に古い話になりますが、実は大徳寺の開山さまも妙心寺の開山さまも、ここ建長寺で修行しています。日本に禅を伝えたのは明庵栄西禅師となっていますが、その教えは禅密兼修といい比叡山の影響下にあってあくまでも密教が主であり、密教を修する上での派生形として坐禅があるという位置づけだったものが、建長寺の創建により純粋に禅を修する道場が出来たわけです。

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       ↑法要後のお膳(精進料理) コップの中身は麦茶です。私は下戸ですので。

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↑記念品(僧堂師家の柏林老師の直筆の禅板) 禅板というのは、古い時代に夜通し坐禅をする時に坐禅をしたままで仮眠を取る際に用いた板です。現代では使うことがなくなりましたが、飾りとして形だけが残っています。

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